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ロイヤリティとカードリンキングがもたらす更なるカード使用と革新

By February 1, 2017January 28th, 2021No Comments

2017年もまだ浅いこの頃ですが、カードリンキング業界やCardLinx協会の水面下では活性化しています。中でも、金融サービス大手2社が新たにCardLinx協会の協会員となりました:日本のオリエントコーポレーション社と米国のCapital One社です。さらに、CardLinxの共同フォーラムの相乗効果により、2人のメンバーが結合しました。協会会員のAugeo社がEdo Interactive社(同協会会員)を買収し、Augeo社の業界トップの位置を確実なものにしました。ロイヤリティポイントシステムもメジャー化しており、Verifone社とFIS社(両方ともCardLinx協会会員)のタッグにより、レジでポイントを使った決済を可能としました。さらにサムスン・ペイのサムスン・リウォードの登場で、一四半期内での取引を増やせることを証明し、ロイヤリティプログラムの追い風となっております。また、カードリンキングの生態系は新たに上場したオープンソースコードベースの登場で一気に活性化する勢いを見せています(https://www.cardlinx.org/open-source-softwareよりダウンロード可能)。

 

オリエントコーポレーションとCapital OneがCardLinx協会会員となりました

オリエントコーポレーション(東証:コード8585)は、日本最大の消費者金融会社の一つであり、クレジットカード、直接現金ローン、割賦信用サービス、銀行ローン保証サービスなどの金融商品を提供しています。クレジットカードの発行枚数では日本国内で十本の指に入るオリエントコーポレーションは、国内は122の支店ネットワークを持ち、約78万もの加盟店でのサービスを提供している。また、資本金は1,500億円、従業員数が3,700名を超えています。 詳しくは、www.orico.co.jpをご覧ください。

Capital One(NYSE:COF)もCardLinx 協会の会員となりました。 1995年に設立されたCapital Oneは、米国、カナダ、英国の消費者、中小企業、商業顧客に幅広い金融商品を提供する多様な金融機関です。米国では十本の指に入る大手銀行で購入金額でいえば上位の五本の指に入る米国最大のクレジットカード発行機関です。ニューヨーク、ニュージャージー、テキサス、ルイジアナ、メリーランド、バージニア、 コロンビア地区に支店を設けています。詳しくは、www.capitalone.comをご覧ください。

 

Augeo MarketingEdo Interactiveを傘下に

カードリンキングの生態系は新たなテクノロジーとマーケットの力を常に取り込んでいます。中でもCardLinx協会の会員であるEdo Interactiveと55カ国で850以上のクライアントを持つカードリンクとロイヤルティ プログラムの全国的リーダーのAugeo Marketingが合併する事により、Augeoのカードリンキング製品やオンライン/オフラインのカードリンキング・プラットホームを強化しました。カードリンキング技術のパイオニアでもあるAugeoは柔軟性の高いテクノロジーを15年以上提供しており、今後もデジタル・マーケティング業界のリーダーとして今後も君臨していくとされています。

CardLinx 補助情報:Augeo MarketingがEdo Interactiveを買収したことにより、カードリンキング業界は成熟した。洗礼されたカード・リンキングやロイヤルティ・プラットフォームの登場により、オンラインに消費者を取られた小売店で集客を担うカタリストとなっております。CardLinx協会とそのメンバーは、消費者のショッピング体験を洗礼し、買い物の際の摩擦軽減の減少を促します。

リンク: http://www.pymnts.com/news/partnerships-acquisitions/2017/breaking-news-augeo-levels-up-loyalty-game-with-edo-acquisition/

 

VerifoneFISの共同提携により、ロイヤリティポイントを使った支払いを可能に

VerifoneとFISは、カードリンキングとロイヤリティポイント(会員ポイント)を新たな境地に。クレジットやデビットカードにロイヤリティポイントをリンクすることで、POS(レジ)で会員ポイントを使った支払いを可能とした。Verifoneの会員ポイント利用システムアプリはFISのプレミアム支払いネットワークに連携することで、サードパーティの会員ポイントの仕様が可能となった。顧客が連携させたカードをVerifone機器経由で使用すると、ポイント残高での支払いができる場合、その旨を伝えてくれます。

CardLinx 補助情報:  CardLinx会員のVerifoneとFISは会員ポイントを使った支払いを現実のものにすることで、カードリンキングや会員カードシステムを新たな高みにもってきております。これにより、ブランド効果を更に誘発し、ポイント会員で集客を目指す小売店にオンラインとオフラインの垣根を超えるチャンスを与えます。さらに小売店は会員ポイントをより活用するようになり、カードリンキングへの対応が増えていきます。

リンク: http://www.pymnts.com/news/payment-methods/2017/verifone-fis-team-on-loyalty-points-payments/

 

サムスン・ペイのロイヤリティや報酬システムによって拡大する支払取引

サムスン・ペイが報酬システムを開始してから三か月で、同社は過去の12月期に比べ、ウォレットを使った取引が倍加し、一日の取引量が記録的な域に達しました。サムスン·ペイの報酬システムはパワーユーザーによって高く評価され、使用頻度が週を追うごとに倍加しています。サムスンの報酬システムはウォレット専用のため、ユーザーから高い利用度を見ております:米国ではこのようなサービスを使う機会があれば、44%の米ウォレットユーザーがサムスンが提供しているような報酬システムを活用したいとされております。

CardLinx 補助情報:  サムスン・ペイの成功により、ユーザーはカードリンクされたウォレットベースのインセンティブを欲していることが分かります。サムスンの報酬システムはウォレット専用のもので、オンラインからオフラインの垣根を減らし、オンライン上のオファーなどを簡単に利用できるようにすることで、移行を楽にしてくれます。パワーユーザーによるサムスンの報酬システムの活用は、きちんとしたシステムを導入すれば、カードリンキングを含めコンシューマーが持つ買い物への文化を変えていくことができることを証明しております。

リンク: http://www.businessinsider.com/samsung-pay-shows-how-rewards-can-boost-adoption-2017-1

 

マイクロソフト作のカードリンキング・ソフトウェアをCardLinxが公開

CardLinxの創立メンバーの一社マイクロソフトが新たにオープンソースのカードリンキング・ソフトウェアを開発、CardLinxのwebサイトから公式に提供を開始しました。開発されたコードベースはMITのライセンスにより無償で一般に提供されており、カードリンキング関連のプログラムを考えている会社がこれを組み込むことにより、容易に現存する支払業者へのAPIアクセスを可能にしてくれます。この新しい業界標準の到来により、カードリンキング業界に更なる参加会社を増やし、顧客の使いやすさを向上し、より複雑なカードリンキングの支払い生態系に変動してくれます。

Silvio Tavares、CardLinx CEO:

「マイクロソフトが自社のソフトウェア・コードをパブリック・ドメイン化することにより、銀行やデジタルパブリッシャーに対し、高速かつ簡単にカードリンクのシステムを立ち上げる可能性を与えます。ユーザーはまだ従来のようにカードリンキングを使用するためには従来同様、支払業者や銀行などに登録しなければいけませんが、今回提供していただいたコードにより、対応アプリケーションの開発期間などを大幅に縮小し、マーケットへの時間を短縮できます」

Codebaseをダウンロード

リンク: https://www.cardlinx.org/open-source-software

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